中小企業情シス稼業

2社連続で中小企業ひとり情シスやっています。 同じ境遇の方のお役に立てればと思います。

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2018年02月

Google Chromeで縦に長いページを1画像としてキャプチャする

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1画面に収まりきらないWebページを画像で保存したい場合、
スクロールをした画面ごとに、それぞれキャプチャを取らなければなりません。

キャプチャしてもそれぞれの画像のつなぎ目が綺麗につながらなかったり、
そもそも面倒ですからイライラします。


こんなとき、Google Chromeだと、1つの画像ファイルに保存が可能です。

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導入

Google Chromeを起動する。


「Chrome Web Store」で「Full Page Screen Capture」を検索し、
リンクをクリックする
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概要やレビューを確認し、
「CHROMEに追加」をクリック
クリップボード02


『「Full Page Screen Capture」を追加しますか?』のメッセージが表示されるので、
「拡張機能を追加」をクリック
クリップボード03


導入に少し時間が掛かりますので、お待ちください


「CHROMEに追加済み」と表示されればOK
クリップボード04

使い方

キャプチャを取りたいWebページを開き、
画面右上のカメラのアイコンをクリック
クリップボード05


パックマンのようなアニメーションが表示され、
キャプチャが進行
クリップボード06


キャプチャ結果が表示されます。(縦に長い!)
右上のダウンロードボタンをクリックすると、画像ファイルとして保存できます
クリップボード07


うまくいかないページもあります。その場合は諦めましょう・・・


ここではたまたま「Full Page Screen Capture」をご紹介しましたが、
他にも同様の拡張機能はあります。自分の気に入ったものを使うと良いと思います。



ちょっとしたことですが、こういうTIPSの積み重ねが、
1日における余裕時間の増加につながるんですよね。

変えなければ永遠に不便なままですから。
思考停止だけはしたくないですね。

関連記事:

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Office365でメール配信状況を調べる

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当社ではOffice365を使うようになりましたが、
「お客さんに送ったメールが届かないんだけど!」
「社内の○○さんからメールが2通来るんだけど!」
といった問い合わせが来ます。
オンプレ時代より圧倒的にその数は少なくなっていますが。


Office365ではこうした場合に、簡単にメールの追跡をすることができます。


たまにしか使わない機能なので、私はいつもやり方を忘れてしまいます。
それだけトラブルが少ないということなのでしょう。

備忘録を兼ねてご紹介いたします。


左上のタイルをクリックし、「管理者」をクリック
クリップボード00


[管理センター]-[Exchange]をクリック
クリップボード01


左の「ダッシュボード」をクリックし、
右の「メッセージの追跡」をクリック
クリップボード02


「期間」で「カスタム」を選択し、
「開始日時」「終了日時」を選択
※追跡したいメールを送受信した時間で絞りこめます。
※「タイムゾーン」が「(UTC+09:00)大阪,札幌,東京」となっている場合、
「開始日時」「終了日時」はJST(日本標準時)となります。
クリップボード03


「送信者」「受信者」を選択し、
「検索」をクリック
※ここでも「送信者」「受信者」を指定し、対象のメールを絞りこめます。
クリップボード04


検索結果が表示されます。
※ここで表示される日時は、UTC(協定世界時)です。
日本時間より9時間前となりますので、注意が必要です。
クリップボード05


明細をダブルクリックすると、詳細な情報を見ることができます。
※ここでも表示される日時は、UTC(協定世界時)です。
日本時間より9時間前となりますので、注意が必要です。
クリップボード06


これらの情報で、問題となっているメールが
きちんと配信されているのか、スパム判定されているのかなどの簡単な切り分けはできます。

Microsoftのサポートに連絡する前に上記手順を行っておけば、解決が早まるかもしれません。



以前は検索をかけると、
数時間後にメールが来て、リンクをクリックするとCSVデータがダウンロードできる、
というすごい仕様でした。

便利になりました。まあこれが普通なのですが。

あとは、検索結果もJST(日本標準時)にできるようにして欲しい。
9時間足す計算もできなくてすいません・・・w

関連記事:

iPadのセットアップはQRコードリーダで効率化

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iPadは標準では液晶のキーボードしかないので、文字入力は大変です。

特にセットアップ作業時に、長いURLやメールアドレスなどを入力するのは面倒ですよね。
大文字小文字、記号、数字の切り替えが頻繁だとイライラしてきます。


だからといって、音声入力も恥ずかしいしw


ブラインドタッチのように極めるのもいいですが、ちょっと努力の方向が違いますよね。



こんなときはQRコードリーダ
 を使うと、入力を効率化できます。
単純なiPadのセットアップ作業もやる気が出ます。


最初はQRコードって難しそうだな・・・と思っていたのですが、杞憂でした。
簡単ですが、ご紹介したいと思います。

QRコードの作成

読み込ませたい文字列やURLなどをQRコード化します。

QRコードは、


で作成可能です。ありがたいことに無料です。


上記サイトを開いたら、
「【1】QRコードを作成する文字を指定しよう」に文字を入力し、
「QRコードを作成する」をクリック
QRコード作成1


QRコードが作成されるので、
「ダウンロード」をクリックして保存します。
QRコード作成2


これでQRコードが作成できました。

ダウンロードしたQRコードはマニュアルなどに貼り付けて利用します。

QRコードリーダの利用(iOS11以降の場合)

iOS11以降は、標準のカメラアプリでQRコードを読み取れるようになりました。

カメラアプリでQRコードを読み取ると、
画面上部に読み取った内容が表示されます。
表示された内容をタップすると、アプリで開いてくれます。
URLの場合は、Safariがそのページを開いてくれます。
QRコードリーダ利用iOS11-1


文字列をコピーしたい場合は、表示された内容を下にスライドすると、
「コピー」が表示されるので、タップします。
QRコードリーダ利用iOS11-2



ただ、URLを文字列としてコピーしたい場合もあると思うのですが、
その場合も強制的にSafariで開いてしまいます。
どうも「.(ドット)」が入っているとURLと判断してしまうようです。


またQRコードをうまく読み取ってくれないことがあります。
カメラアプリをその都度再起動すれば大丈夫なのですが、
いちいち手間ですし、せっかく効率化しようとしているのに本末転倒な感じです。


もし、上記のような動きに不満がある場合は、
Appleによるカメラアプリの改善が見られるまで、
下記のような、サードパーティのアプリをインストールしたほうが良いかもしれません。


追記:
もっとまずい問題があるようですね。サードパーティのアプリを使ったほうが安全ですね。
【iOSカメラのQRコード解析にバグ報告、不正サイトに誘導の恐れも】

QRコードリーダのインストール(iOS11以前の場合)

QRコードを読み取るリーダをAppStoreからインストールします。


「App Store」をタップ
QRコードリーダインストール1


「QRコードリーダ」等で検索するとたくさん出てきますので、
お好みのものをインストールしてください。
QRコードリーダインストール2

私は「QRコードリーダ for iPad」をいつも利用させてもらっています。
無料で使い方もシンプルです。

QRコードリーダの利用(iOS11以前の場合)

以降は「QRコードリーダ for iPad」を例に書きます。
他のアプリもほぼ同様の流れです。


QRコードリーダをタップして起動します
QRコードリーダ利用1

カメラへのアクセスを許可します
QRコードリーダ利用2



QRコードを画面中央に表示させて読み込みます


読み取った内容がURLの場合、QRコードリーダ内部のブラウザで開いてしまいます。
利用するサイトによっては正しく動作しない場合があるので、注意が必要です。

というわけで、左上の×で画面を閉じます
※QRコードリーダの有料版では、デフォルトのブラウザをSafariに変更できるようです
QRコードリーダ利用3


画面の右下の下向き三角をタップ
QRコードリーダ利用4


読み取った内容を右か左にスライド
QRコードリーダ利用5


一番左のアイコンをタップし、
「コピー」をタップ
QRコードリーダ利用6


これで入力が必要なアプリに移動して、文字列を貼り付けられます。



パソコンでもこれができればラクになると思うのですが、
QRコードリーダーが結構なお値段なんですよね。

仮にQRコード作って業務を定型化できたとしても、
そこまで行ったのなら、プログラムを組んだほうが効率が良いのかもしれませんね。

関連記事:
Accessは情シスの効率化に最適

Excelで数値入力の際に日本語入力をオフにする

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Excelで、数値データを連続したセルに入力する際、
セルごとに日本語入力がONになっても、
その都度手動でOFFにしつつ、入力していました。
面倒だなぁと思いつつ・・・

セルの設定で無効にできるんですね。


設定したいセルを選択し、
「データ」タブをクリック
「データの入力規則」をクリック
さらに「データの入力規則...」をクリック
クリップボード01
 
「日本語入力」タブをクリック
「日本語入力」で「無効」など設定したいモードを選ぶ
「OK」をクリック
クリップボード02


デフォルトが「コントロールなし」となっているということは、
Excelを操作する前のアプリでの、日本語入力モードを維持しているということなんでしょうね。

他のアプリとExcelを行ったり来たりして、
連続でデータ入力しなければならない場合などには、是非無効の設定をしたいですね。


もちろん繰り返し何度も作業する場合は、マクロやAccessで自動化ですけどね。

関連記事:



それにしても慣れって怖いですね。

日本語入力がONになっても、「そんなもんか」とずっと思っていました。
日本語入力をOFFにして、数値入力して、日本語入力をOFFにして・・・


惰性でやっていることを客観的に意識するというのは難しいですね。
第三者に見てもらえば少しは違うのでしょうけど、ひとり情シス状態だと・・・

惰性業務見直しタスクを定期的に実行するしかないですね。

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プロフィール
40過ぎて何とか結婚し、2015年末に子どもができた、左利き初老オヤジです。日本史を再勉強中。株、囲碁、鼻炎、眼振少々。中小企業ハッタリテキトー情シス(社内SE)。Access/ExcelVBAしか武器(?)はなし。情試はPM/SM/SA/NW。 ベンダーSEを数年やり、その後情シスに転職しました。 情シスでは中小企業ばかり3社見てきました。現職と前職ではひとり情シスです。 会社では「いないとヤバいが、評価はしない」という扱いです。 ノウハウを伝える相手もいないので、せっかくなので自分なりのコツを公開したいと思います。 同じような環境で苦労されている方のお役に立てればと思います。 「情シスの格を上げる」が目標です。 Twitterをフォローいただくと、ブログ更新時に通知されます。http://twitter.com/suiton_everyday よろしくお願いいたします。
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