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【上司の評価は「好き嫌いで決まる」と割り切ろう】

大企業は良く分からないが、中小企業は間違いなく100%好き嫌いだけだ。

上司は最初に持った部下へのイメージを絶対に変えない。
執念深く、必ずその意思を人事に反映させる。

「君もそろそろ上げないといけないと思ってるんだけどね・・・」なんてのは口だけだ。
本気にすると後でがっかりする。

人事は感情だ。

形だけの査定

査定も形だけだ。上げたいやつは何があっても上げようとする。
そして上げたくないやつはずっと沈めておく。

だったらボーナスのときの面談・査定会議なんて面倒なことはやめて、
「お前は好きだから○○万円Up!お前は嫌いだから○○万円Down!」てやればいいのにと毎回思う。

上司の本音を知る方法

上の本音を知るのは簡単だ。
トラブルが起きたときの、こちらへの態度をじっくりと観察すれば良い。

だいたい本性が出る。
切羽詰っているから隠し切れないのだ。

「こいつは切り捨ててもいい」というドロドロとした感情がにじみ出てくる。
今まで穏やかだったのに急にキレてきたり、冷たく見殺しにしたり。

「あんなに何度も飲みに行ったのに・・・」
No!No!No!
そんなの一切関係ない。

気を遣うのは無駄

だから上に気を遣うだけ無駄なのだ。
裏切られたときのショックが大きすぎる。

私は残業も極力しないし、有休も堂々と使う。
それでも評価は下がらない。上がりもしないがw

だから自分の好きなようにやるべきなのだ。


ただ、大事なところは押さえておかなければならない。
後ろ楯なしでは、簡単に切られて終わる。
上との関係には、一種の緊張感が必要なのだ。

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権限において上司とは厳然たる差はあるが、こちらは実務という人質を握っている。
決してこちらが全面的に不利なわけではないので、卑屈になる必要はない。

上司も会社における機能の一つだ。社長でさえも。
ただ権力を持った者は、全てにおいて優位に立っていると勘違いする。
だから現状認識をさせ、パワーバランスを保つ努力は必要なのだ。

露骨にアピールする必要はない。暗に示せば十分だ。
やりすぎは身を滅ぼす。

前社の上司も私を異動させようとしたが、断念した。
今の会社でも社長が思いつきで動かそうとしたが、今のところは諦めたように見える。
(上述の通り、上は執念深いのでいつかまた画策してくるかもしれないが・・・)

原点回帰すべきか・・・

現状維持を目的とする場合は、このプレースタイルでいいのだが、正直疲れてきた・・・

【転職先は「尊敬できる人がいるかどうか」で選ぶべき。】

今さら気づいても遅いのだが、これが正しいのかもしれない。


面接でコテンパンにされて、「この人合わないな」と思った人とは、入社してもやっぱり合わなかった。
向こうも「合わないな」と思ったはずなのに、何故か内定を出した前社の専務。

変わり者もいるから、こちらも見る目を養っておく必要がある。
私は見る目がなかった・・・修行しなければ。


ITなんだから実力があれば(大した実力ではないが)、人間関係なんて関係ない、
と思ってここまで来てしまったが、人間関係重視に戻っていくべき気がしてきた。