中小企業情シス稼業

2社連続で中小企業ひとり情シスやっています。 同じ境遇の方のお役に立てればと思います。

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2017年03月

無線LANがいつのまにか切断されてしまう場合の対応手順

woman-multitasking_925x

以前、会社でノートPCの無線LANが頻繁に切れる障害が起きました。

気がつくと、2、3時間おきに勝手に無線LANが落ちているのです。
ひどいときは10分に1回くらいのときも・・・


当初の対処法としては、PCの無線LAN機能をOFF/ONするしかありませんでした。

PCに疎いユーザからは、
「つながらないんだけど!」と毎回呼ばれ、
「あれっ!また無線切れてるよ・・・」と聞こえよがしに愚痴を言われ・・・


根本対策について調べると、何故か情報が少ないんですよね。


色々試して、最近は安定してきましたので、確認ポイントをここに共有します。
もし困っている方のお役に立てれば何よりです。


まだどれが本当の効果があるか絞り切れてはいません。
今はドライバの更新以外、全部設定するようにしています。

※キャプチャ画面はすべてWindows7です。ご了承ください。

Windows Updateを実行する

簡単なので、まずは試しておきたいところです。
実際にこれで無線LANの動作が安定した経験もあります。

もう該当の更新プログラムがなくなったように見えて、再起動すると検出されることがあります。
しつこく何度も実行したほうが良いでしょう。

関連記事:
Windows7でWindows Updateがうまく行かない場合の対処法

「ネットワークが名前(SSID)をブロードキャストしていない場合でも接続する」にチェックをつける

[コントロールパネル]-[ネットワークとインターネット]
ネットワークがSSIDをブロードキャストしていない場合でも接続する1

[ネットワークと共有センター]
ネットワークがSSIDをブロードキャストしていない場合でも接続する2

[ワイヤレスネットワークの管理]
ネットワークがSSIDをブロードキャストしていない場合でも接続する3

該当する接続を右クリックし、「プロパティ」
ネットワークがSSIDをブロードキャストしていない場合でも接続する4

「ネットワークが名前(SSID)をブロードキャストしていない場合でも接続する」にチェックをつける
ネットワークがSSIDをブロードキャストしていない場合でも接続する5

「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックをはずす

[コントロールパネル]-[ハードウェアとサウンド]
WiFiデバイス設定変更1

[デバイスとプリンター]-[デバイスマネージャー]
WiFiデバイス設定変更2

「ネットワークアダプター」配下の該当のWi-Fiデバイスをダブルクリックしてプロパティを開く
WiFiデバイス設定変更3

「電源の管理」タブで、
「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックをはずす
WiFiデバイス設定変更4

ワイヤレスアダプターの省電力モードを「最大パフォーマンス」に変更

[コントロールパネル]-[ハードウェアとサウンド]
WiFiの省電力モード設定1

[電源オプション]
WiFiの省電力モード設定2

選択されているプランの[プラン設定の変更]
WiFiの省電力モード設定3

「詳細な電源設定の変更」
WiFiの省電力モード設定4

[ワイヤレスアダプターの設定]-[省電力モード]
「バッテリ駆動」「電源に接続」の両方を「最大パフォーマンス」に変更
WiFiの省電力モード設定5

PCのスリープ状態・休止状態の設定を解除する

[コントロールパネル]-[ハードウェアとサウンド]
スリープ状態・休止状態の設定1

[電源オプション]
スリープ状態・休止状態の設定2

左の各種メニューをクリックし、
スリープ状態・休止状態の設定3

この画面で「スリープ状態」や「休止状態」の設定がないようにする
(画面の設定は一例です)
スリープ状態・休止状態の設定4

この画面の「コンピューターをスリープ状態にする」で
「バッテリ駆動」「電源に接続」ともに「なし」にする
(画面の設定は一例です)
スリープ状態・休止状態の設定5

「インテル接続の設定を有効にする」にチェックをつけ、「構成」をクリックし、「OK」(Wi-FiデバイスがIntel製の場合)

[コントロールパネル]-[ネットワークとインターネット]
intelの場合1

[ネットワークと共有センター]
intelの場合2

[ワイヤレスネットワークの管理]
intelの場合3

該当する接続を右クリックし、「プロパティ」
intelの場合4

「インテル 接続の設定を有効にする」にチェックをつけ、「構成」をクリック
intelの場合5

「OK」をクリック
intelの場合6


前の画面で「OK」をクリック

【注意!】何故か、一度「構成」をクリックして、「接続設定」画面を表示させてOKしないと、
「インテル接続の設定を有効にする」のチェックの状態が保存されません。

ドライバを最新にする(Wi-FiデバイスがIntel製の場合)

上記すべてNGで、ドライバが古ければ試す価値はあります。
ただし、最新版に更新後、Wi-Fiデバイスが使えなくなる場合もありますので、自己責任でお願いします。


※もしドライバを新しくして、Wi-Fiデバイスが使えなくなったら、
最新のドライバをアンインストールして、再起動すれば前のドライバに戻るはずです・・・

intelドライバアップデート2

[番外編]有線LANの優先度を上げる(有線LANを使っているときは、無線は効かせたくない場合)

※Windows11/10では、自動で有線LANのほうが優先される(速い方を自動認識している?)ので、以下の設定は不要です。

ノートPCで、有線LANのインタフェースも持っている場合、
「せっかく有線LANの口にケーブル差してるのに、無線LANが落ちちゃうと、ネットワーク切れるんだけど!」
ともっともなご意見をいただいたので、以来PCの導入時に初期設定しています。

[コントロールパネル]-[ネットワークとインターネット]
有線LANの優先度を上げる1

[ネットワークと共有センター]
有線LANの優先度を上げる2

[アダプターの設定の変更]
有線LANの優先度を上げる3

「Alt」キーを押して、メニューバーを表示させ、
[詳細設定]-[詳細設定]
有線LANの優先度を上げる4

「アダプターとバインド」タブで、「ローカルエリア接続」を最上位にする
有線LANの優先度を上げる5





そもそも無線LANは確実なものではないという認識を持ち、有線LANも使えるようにしておくべし

というのが、教科書的な答えなのでしょうが、
ユーザたちにこれが理解されるわけもなく・・・

開き直って言い放ってみたいものです。

関連記事:
開き直りを後押ししてくれる7つの考え方

余計なことはしない

過剰サービスで削りあうのは不毛


残業問題とも絡みますが、ファミレスが深夜営業をやめたり、宅配便が荷受制限や再配達の見直しを検討していますね。

過剰サービスですからどんどんやめていいですよ。

基本的なサービスを確実に受けられるほうが良いです。
ファミレスや宅配便業者が潰れてしまうほうが困りますから。


今の会社でも個人を相手にした過剰サービスをやっています。
傍から見てると、暇なやつが、どうでもいいことにしつこく食いついています。

細かくは書けませんが、平日の昼間に暇だなと思います。
対応しているほうは、大きなストレスになるだろうなと思います。
もらっている金額も少ないんですよ。


そして過剰サービスを提供していた側が、今度は客として過剰サービスを要求する。
お互いに過剰サービスを要求しあって、削りあっている気がします。


過剰サービスを要求するのはいいけど、それで相手が倒れてしまったら元も子もないという発想ないんですかね。
明日はわが身ですよ。

「やるやるリスト」が増えるばかり

翻って自分の会社を見てみると、
経営者って次から次へと「やるやる宣言」ばかりしますよね。
おかげでどんどん「やるやるリスト」が増えていきます。


今の時代、新しいことを矢継ぎ早にやっていかなければならないのはわかります。

ただ、何故同時に「今までやってきた無駄な○○をやめる」と宣言しないんですかね。
宣言しないから、ズルズルわけのわからん仕事が続くのです。

そのせいで、重要な業務でとんでもないミスが起こる。

1つ1つは小さな仕事ですが、それを全部間違いなくやるなんてハナから無理なんですよ。
特にリソースが限られている中小企業では。

「これを新しくやる、その代わりこれはやめる」と宣言して欲しいんですけど。
それなら社員もやる気出ますよ。

期待するほうが間違ってるか(笑)


やるやる宣言を聞いた社員のほうも悪いんですよね。

考えすぎなんですよ。もっと単純にやればいいんですよ。
どうせすぐ方針転換するんだから、スモールスタートすればいいのに、全部形を整えたがる。
で、引くに引けなくなっちゃう。

関連記事:


ひとり情シスをやっていると、形が整わない状況でいろいろやらなければいけません。軽くさばくというか。

「環境が全部揃わないとできない」という発想の人を見ると、「他の会社に行ったら通用しないよな~」と思います。
自分は他の会社に行くことにならないと思っているんでしょうけど(笑)
このご時世そんなことはないですよ。

関連記事:

「やらないリスト」≒ ひとり情シス行動指針

会社は余計なことばかりやらせるので、
サラリーマンは自主的に「やらないリスト」を作るべきです。

ただ、「やらない」と表立って言ってしまうとサラリーマンはクビになってしまいます(笑)
うまくオブラートに包む必要があります。


このブログにまとめている、情シスの行動指針は、そのお役に立てると思います(笑)

関連記事:
行動指針


この行動指針の根底には、「余計なことをしない」という考えがあります。

だから行動指針に基づいて仕事をしていれば、自然と「やらないリスト」を実行することになります。

否「やらない」というより、「やれない」が正しいですね。
「100点満点」「全勝」はハナから無理ですから。


パレートの法則ですよ。

余計なことはしない1
上位20%の要素が、全体の80%を占めるってやつです。


ひとり情シスの仕事がこのグラフ1つだけならいいんですが、当然そうじゃないですよね。
様々な仕事があり、それごとにグラフがあります。

余計なことはしない2


そしてもちろんプライベートにもこの図はあります。
家帰って家事したり、風呂入ってメシ食ったり、寝たり。
子育てもそうだし、友達と飲むのも大事な人生の一部です。

余計なことはしない3


1つの細かい仕事に無駄にこだわってる時間はないし、
全部100点にしようとするのが間違っているんです。

それは人生全体の時間を無駄にすることにつながります。

関連記事:



会社がやらない宣言を出さないのは、
「社員はどうせ全部やらないから、多めにやるよう言っておこう」
と織り込んでいるのかもしれませんね。

そうでないと会社の限られた資源を分散投入していることになりますからね。
経営者たるもの、そんな愚かなことはなさらないですよねw

それか決断ができないのか。
決断ができない経営者って・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ひとり情シスはひとりで辛いのですが、独立勢力なので自分なりの指針を持って動けます。

それでクビを切られたら仕方ないです。
経営者は何をするかわかりませんし、人事は感情ですから。

関連記事:


ただ、ひとり情シスはそう簡単には切れません。
ひとりですからね。半分にできないし。

少なくとも3ヶ月は稼げると私は見ています。
その間に転○活動すれば良いのです。

逆に言えば、3ヶ月くらいは時間を稼げるような形にしておきたいところです。

会社の金を使う感覚

5万円は高い?

以前いた会社で、逃げはげ上司に見積を取れと言われたので、取って見せました。
主にUPSのインターフェース増設カードとサーバラックでコンソールを切り替えるケーブル数本だったと思います。

そうすると金額だけ見て
「5万円!高けぇ~!」
と言っていました。

専門の機器なんだから、そのくらいしますよね。

バカな反応ですよね。
金額だけ見てのコメントなんですよね。

バカですよね。
だから恥も外聞もなく、逃げだしちゃうんですよ。

100分の1で考える

私も個人として5万円使うなら、本当に必要かどうか、もちろん慎重に考えますよ。
1年迷って買わないかもしれないです。

でも会社という法人において、個人の感覚で金額を判断するのはどうかと思うのです。


私は中小企業の場合は、金額の100分の1がだいたい個人の感覚になると考えています。

もっと大きな会社なら、社員数で割ったくらいの感覚にすると良いかもしれません。


システム投資で500万かかるなら、
個人で言うと5万くらいお金を使う感覚なんだな、と考えます。

もちろん大きな買い物です。慎重に検討すべきでしょう。

でも、例えば欲しい家電が5万するとします。
今持っている家電の購入時期・故障の頻度を思い返し、
スペックや口コミをネットで確認し、
店舗で店員に質問し、
最近いつ高価なものを買ったか振り返ったりして、
情報収集した結果、どうしても欲しければ買いますよね。
年に一、二度なら買ってしまうレベルの金額です。

その程度のものです。
中小企業にとって500万とはそのくらいの感覚になるのです。

ITの世界で500万の投資なんてザラにありますから、額面どおり受け取ってしまうと、そのたびごとにビビッてしまいます

銀行員が何億円も扱うのと同じです。

時間のほうが大事

100分の1だからと言って、ダラダラ無駄使いしていいってわけじゃないです。
塵も積もればなんとやらですから。

きちんと検討して「必要だ」となった後の、思い切りのことを言っているんです。

例えば会社で使う1万円は、個人で言うと100円にあたることになります。
何日も悩むレベルの金額ではないですよね。

悩んでる時間の損失のほうが大きいんですよ。


ベンダーからの見積の1万円にこだわってるのは、個人で言うと100円にこだわってるのと同じなんです。

個人なら「他に安いところがあるかもしれないけど、100円くらいならいいか」となるはずです。

何日も悩んだり、ベンダーに再見積を何度もお願いするくらいなら、さっさと発注してしまえってことです。


上司が突っ込むところが見つからないからって、
「もっと安いベンダー見つけろ!」とか言いますよね。

力抜けちゃいますね。

そのレベルの話ですかと。他に言うことないのかと。

企業としての買い方

会社なのにAm○zonとかで買うのもそうです。

誰が困るって経理ですよ。
請求書で締払いできないので、買う都度支払い処理の手間がかかります。

「Am○zonで1000円安く買えた♪」なんてバカかと思います。
たった1000円安くするために、経理でどれだけの手間がかかったか。

今は代理店を通して買ってるのでわからないのですが、
D○llの直販もそうです。
締払いで支払いを1回にまとめられません。


すぐ「ビッ○カメラで買ってくればいい」とか言う人もいますよね。

個人感覚をそのまま仕事に持ち込むのはやめて欲しいです。

安いのを買ってすぐ壊れたら、またやり直しです。
趣味ならいいですが、これは仕事なんですよ。
ひとり情シスが作業するだけならまだしも、業務担当者など全社に影響が出ると、その被害は計り知れないのです。


企業としての買い方ってもんがあるんですよ。

決断する訓練

先ほど少し書きましたが、こうなると金銭感覚って結局思い切りや、決断力と直結している気がするんです。


以前いた会社では、昼時になるとビルの前に何台ものワゴンが並び、弁当を売りに来ていました。

そのときの上司に、売りに来ている弁当の内容を全部確認しないと気が済まない人がいました。
「他にいいのがあるかもしれない」と。
私がさっさと買った後もずっと物色していました。

たった500円です。
もちろんこれは個人としての出費ですので、会社で言うと5万円に相当しますが(笑)


私は、昼飯は即決することにしています。


これは個人の価値観の問題もあると思うのですが、
私は、例えばしょうが焼き弁当を買ったら、他に置いてあった弁当のことをある意味忘れてしまうんです(笑)

あっちがよかったと後悔したことがありません。
目の前にあるしょうが焼き弁当を楽しむことに集中します。
(変化球を狙って、まずくて食えなかったというのはありますw)


訓練しているつもりはなかったのですが、限られた選択肢の中から、素早く決断する練習にはなっていると思います。

仮に判断を誤ったとしても(私の場合は誤ったと気づかないのですがw)、
たかが500円だと思っています。

これがレストランでの1万円の料理だったら別ですよ。
ネットでの評価や、料理の写真などをチェックして、きちんと予約して万全の体調で行くと思います。


500円の弁当は、会社でいうと5万円相当。
1万円の料理は、会社でいうと500万円相当。

情報収集や準備などにかける労力の感覚としては大体合っていると思います。


最初は変な弁当をつかんでしまうかもしれません。

でも即決を繰り返すと、だんだん精度が上がってきます
自分の判断に自信が持てるようにもなります。


直感である程度本筋をはずさないのは、ひとり情シスにとって重要なセンスだと思います。

画期的なIT人材育成システムをご提案します!

ベンダーも人材不足らしいですね

情シスは慢性的な人手不足ですが、ベンダーも大変みたいですね。

ベンダーの先輩に聞くと、知識はあるけど客先で話ができない若手が多いと言います。


その先輩がどういう人のことを言っているのかはよく分かりませんが、
情シス側から見ると、いきなり「クラウド導入しませんか?」みたく言い放つ感じでしょうか。

こんな営業トークが不自然だと気づかないところが致命的ですよね。


若手だけじゃないですけどね。
おじさんだと、1時間くらい一方的にしゃべり続け、悦に入って帰って行くパターンが多い気がします。
何をしに来たのかなと思いますw
当然次につながりません。


でも無理もない気がします。
売り込み先の仕事が見えてないんですから。

いや、見ようとしていないと言ったほうが正しいのかもしれません。

こちらの生々しい悩みや課題を相談すると、
それまではあれほど饒舌だったのに、自分たちの範囲外のことについては、急に口をつぐんでしまいます。または聞いてるフリをして、こちらの話を流します。


インフラだけ、データ処理だけ、ストレージだけ、PCだけ、ヘルプデスクだけなどの狭い範囲に綺麗に収まった課題なんてないですよ。

やりゃあいいってもんじゃない

提案もそうですが、SE作業もそうです。

もちろん細かい社内調整などは情シスの仕事なのですが、メインの作業についても、いちいち確認しておかないと危なくて仕方がない。
こちらから言わないと気づかないことも多々あります。

どっちがベンダーか分からない状態です。

挙句の果ては、「ITはハマるもんですから」と言い放っちゃったり。
それはおたくのセリフじゃないですよ!w

やりゃあいいってもんじゃないんですよ。


超ウルトラスーパーSEにめちゃくちゃ技術レベルの高いことをお願いしているわけじゃないので、
前処理・後処理も含め、しっかりやってほしいわけです。それも含めて仕事をお願いしているわけですから。


最近は、ものすごーく狭い範囲の作業しかベンダーに任せなくなりました。

本当はお互いにとって良くないんですけどね。
こちらとしては、ベンダーと共に成長したいと思っているんですよ・・・

画期的な(笑)IT人材育成システム

というわけで、画期的な(?)IT人材育成システムをご提案します。


・ベンダーは中小企業情シスに2~3年程度若手を常駐させる。
・ただし、人件費などの諸費用はベンダーの手弁当で、仕事の指示は情シス側で行う。


ベンダーさん引いた?(笑)
まあ聞いてよ。


中小企業情シスは、大小さまざまな仕事を取り揃えております(笑)

PCのセットアップ・LANの配線などのインフラ部分から、基幹システムの運用、予算管理、経営層への提案まであります。



幅広い分野で、多様なフェーズの仕事があります。


「集中してしまうと1つのことしかできません」なんて言ってられません。
油断してると後頭部を殴られるように依頼・トラブルが同時に湧いてきます。
常に周りを見ておく必要があります。

タスク管理ができなきゃ仕事になりません。

関連記事:


こんな素敵な修行の場をご用意できます。

大企業に常駐したほうが目先の¥は稼げますが、外部の人には非常に範囲の限られた仕事しかやらせてくれないかもしれないです。
せっかくの人材も、指示待ちのただの作業員に落ちぶれてしまうかもしれません。

ベンダーのメリット

中小企業情シスの仕事をやることで、
ベンダーは情シスの真のニーズを知ることができます。

現在のような外野からの視点のままでは絶対に真のニーズはつかめません。


掴んだニーズを基に新規提案をして儲ければいいのです。

情シスとしては、真のニーズに基づいた提案はありがたいです。
少なくとも「クラウドいかがすか」といった提案よりは聞く耳を持ちます。
受注の確率が高まるのです。


囲い込みも簡単にできます。
常駐する若手SEに「いなくなったらまずい」というくらい不可欠の存在になってもらえばいいのです。
そうすれば本当の意味でのベンダーロックインが完成します。


常駐の入れ替えについては、
次の若手をまた無償で投入し、修行の機会としてもよし、
無償が難しくなれば、有償へ変更するよう交渉するもよしです。

情シスのメリット

当然中小企業情シスは人手不足が解消しますが、
大きいのはベンダーとの共通認識ができることです。

仕事を進める際のコミュニケーションがしやすくなります。
余計な心配ごとが減り、ベンダーに何度も質問や確認をしなくても済むようになります。
ベンダーSEさんも細かいことを何回も聞かれるのはうんざりでしょ。


またベンダーがSEの常駐について、無償から有償へ変更する交渉をしてきた場合、
きっと価格に驚くことになるので、ひとり情シスの価値が中小企業経営者にわかってもらえる・・・・・・・・・・わけないか(笑)



どうせこんなこと実現しないだろうと思いながら書いていました。

でも書いている最中ふと思いました。

もしこれが本当に実現したら、
ひとり情シスは、全部ベンダーに置き換えられてしまって駆逐されてしまうな、と。


ベンダーさんはうまいことやると、中小企業の経営者は喜ぶと思いますよ~
ひとり情シスなんて、「普段何してるかわからん金食い虫」と思っていますから。

でも机上の空論だけで進めると、大怪我すると思いますけどね。
ベンダーも経営者も。

無駄な残業は意地でもすべきではない理由

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救世主あらわる?

世の中では「働き方改革」なんて言ってますね。

プレミアムフライデー、当社では話題にすら上がってませんが(笑)


お上は残業の月間上限100時間、年間720時間までとか言ってます。
何で残業前提なのよ。

これがお上や経営者の本音なんですね。


誰かに強制されなければ早く帰ったり、有休を取れないなんて大人じゃないです。
自分がしっかりしなければと改めて思いますね。

他に大事なことがある

私は残業が心の底から嫌いです。

仕事も無いのに定時過ぎに会社に居ると、イライラしてきます。
何でだろうと考えてみましたが、そのルーツがわからないんですよ(笑)


だから定時になると、30分程度は仕方なくお付き合いしますが、常に帰るタイミングを計っています。
いいタイミングで立ちたい(笑)

上司を含め、残っている人もたくさんいますが、空気を読まず帰ります。


私には子どもを風呂に入れる重要な任務があるんです!(笑)
今の歳の子どもと過ごせるのは、今しかないのです。

独身の頃は、さっさと会社を出て試験勉強や読書をしていました。


なかなか理解者もおらず、
過去の昭和な上司(専務)には酔った勢いで、
「そんなに早く帰って何やってんだ?」
と言われましたが、面倒なので冷ややかに笑ってやりすごしていました。
(この人、私とあまりにもウマが合わず、酔った勢いでないと言えなかったんでしょうねw)

コンサルから「○○さん、勉強しなきゃダメですよ」って言われてたような人なので、
自主的に勉強するなんて想像もつかないんでしょうね。


明日やればいい仕事なんてやってる暇はない。
そもそも今日の仕事は速攻終わらせているのです。

もうこれだけで残業する理由はないのですが、
それでは記事にならないので(笑)、もう少し考えてみます。


早く帰るために、仕事の効率を上げるのは当たり前です。前提条件です。
効率を上げる工夫については、他の記事をご覧ください。

関連記事:
情シス必須ノウハウ!タスク管理方法
情シス必須ノウハウ!マニュアル作成は超重要
情シスでわかりやすく効率化するにはプログラミングしかない!

残業が癖になると怖い

生活残業については、私は、

 無駄に残ってイライラしたくない>>>>>>>>>>残業代

なので、全く迷いはないです。
残業代たっぷりもらえるなら考えますが。大した金額じゃないし。


それより残業が癖になるのが怖いんです。
何が怖いって、仕事の処理能力が落ちるのが怖いんですよ。

情シスは、いつ突発的な仕事が入るかわからないので、
ボールが来たらすぐに処理する癖がついているはずです。
仕事を残業時間のためにわざと残すなんて、今の自分には考えられないのです。


それに一応お上が働き方改革とか言っているので、
今の会社の残業のルールが突如変わるかもしれないんですよ。
転職先のルールが今とは違う可能性も高いでしょう。


残業が癖になって処理能力が下がっていると、そういう環境の変化に対応できなくなっているかもしれないのです。
一度身についた習慣を変えるのは容易ではありません。

残業する理由がない

そもそも情シスは上から評価されてないですよ~

私のこれまでの経験からすると、
早く帰ろうが残業しようが、同僚からの評判も変わらないんですよね。
恐らく(笑)

普段スピードという価値で報いている、という貯金があるのかもしれませんが。


というわけで残業する理由が無いんです。

ひとり情シスが残業しないのは夢のような会社


ひとり情シス、世の中では悲惨の代名詞です。会社にとってリスクとも言われています。

そんなひとり情シスが早く帰れる会社は、素晴らしいんですよ。
トラブルも何もないということですから。

「ひとり情シスが早く帰れる状態になっているのはありがたいことと思え」と言いたいくらいです(笑)

ひとり情シスが裏でうまく回しているから、トラブルがないんです。
その努力たるや(涙)

やっていないようでやっている

私は、毎日やった仕事をメモしています。
打ち合わせからマスタ登録などの細かいことまで、何でもです。

帰る前にそれを見返してみてください。

暇なように思えても、今日も結構仕事してるんです。
もう十分仕事をしたので帰っていいんです。


毎日やったことを記録しておくと、上司との面談に役立ちます。

上司はこちらがやったことを何も覚えていないので、
こちらから言わないと、何もしていないと認識します。

健康が一番大事


ひとり情シスは休めません。

前の会社では月初は絶対に休めなかったので、
月末近くなると体調を崩さないか緊張していました。
月末は早く帰って寝るようにしていました。
結構ストレスになっていたと思います。

絶対に上には理解してもらえないと思いますが。

上が気にしてくれない以上、体調を維持するのもひとり情シスの大事な仕事なのです。
明日も朝からきちんと来ればいいのです。

他の人を手伝う必要なし

組織なんだから他の人を手伝うのが当たり前、という建前。
めんどくせ。

逆にひとり情シスがハマっている時を思い返してみてください。
手伝ってくれたことがありますか?
皆いそいそと平気な顔して帰っていきますよね。

ひとり情シスはひとりなんだから、手伝う必要ないです。
割り切りも必要です。

「手伝ってくれ」と言われたら考えますが・・・

早く帰るテクニック

ちょっと逆説的ですが、まずとにかく早く帰ることです。

周りに「あの人は早く帰る」という印象を刷り込んでしまいます。
異動や転職したタイミングだとやりやすいかもしれませんね。

そうすると面白いことに、
「定時間際にすいません」
「珍しくまだいたの(嫌味ではなく)」
と周りが勝手に言ってきます。

前社で辞めた(=逃げた)上司なんかは、定時後なのに、
「早くやってね」
と言われていました。

私がその後を継いだので同じ会社での話ですよ。
同じ環境なのに何故こうも周りの反応が違うのか。


上で書いたように、普段から別の部分でサービスをしているからです。
サービスとは、定時内の仕事を最速でやるということです。


私はひとり情シスになってから、
・1日3時間程度の稼動で基本は回す
・残った時間は、突発的な仕事の対応や未来の仕事の準備をする
くらいの意識でいます。

打ち合わせなどに入っていない限り、ルーティン作業は最速でやります。
ボールをこちらで持っていて、良いことは何もないからです。

だからよく、
「こんなに早く対応していただきありがとうございます」
などとと感謝されますが、その人のためだけではないんです。
8割くらいは自分のためです(笑)


やるときはやるというイメージも大事です。

定時間際にトラブルが起きた場合などは仕方ありません。
必要な残業は厭わず、迷わず、淡々とやります。当たり前ですが。


メリハリをつけて仕事する人なんだ、というイメージづけができていると、
定時後、席を立ちやすくなるのです。



社会人1年目の頃から、帰ろうとすると斜め上の先輩とかから
「えっもう帰るの?」と言われるのが本当に嫌でした。

それでも苦笑して帰ってましたが(笑)

「うるせーよ。テメーだってさっさと帰るときあんだろ?そういう時はそーっと帰るくせに」
と腹の中ではいつも思っていました。


「帰るの?」とか言うやつのほうがよほど帰りたくて、ウズウズしてるんですよ。
無駄に気を遣って帰れないでいる。
誰もあんたのことなんて気にしてないって。


仕事をするにしたがって、だんだんそういうことを言われなくなりました。
やっぱり仕事次第、自分次第なんですよね。


そういう環境にない?
なら自分で環境を変えればいい。

環境を変えられない?
なら諦めればいい。その代わり文句は言うな。

そういうことです。
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プロフィール
40過ぎて何とか結婚し、2015年末に子どもができた、左利き初老オヤジです。日本史を再勉強中。株、囲碁、鼻炎、眼振少々。中小企業ハッタリテキトー情シス(社内SE)。Access/ExcelVBAしか武器(?)はなし。情試はPM/SM/SA/NW。 ベンダーSEを数年やり、その後情シスに転職しました。 情シスでは中小企業ばかり3社見てきました。現職と前職ではひとり情シスです。 会社では「いないとヤバいが、評価はしない」という扱いです。 ノウハウを伝える相手もいないので、せっかくなので自分なりのコツを公開したいと思います。 同じような環境で苦労されている方のお役に立てればと思います。 「情シスの格を上げる」が目標です。 Twitterをフォローいただくと、ブログ更新時に通知されます。http://twitter.com/suiton_everyday よろしくお願いいたします。
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