
やっぱり時間が一番大事なんですよね。
大企業だろうが中小企業だろうが、唯一平等に与えられているリソースが時間ですからね。
むしろリソースが限られている中小企業こそ、時間を大事にしなければ。時間を有効活用するには、処理時間を速くするのがまず第一です。
しかし、同時にいくつものタスクがガッと集中すると、いくら速くやっても、支えきれない場合があります。
特にひとり情シスだと・・・
そういう時は、重なったタスクを少し前後させるだけで、何とかなることも多いです。
目の前の1つのタスクに集中することができれば、処理速度も生かせますし。
少しの時間稼ぎが自分を助けてくれます。
ただ、タスクに絡む相手も必死です。大人のくせに(笑)
相手にとりあえずの納得感を持たせて、電話を切ってもらうためのキラーワードが必要となります。
1.再起動してみてください
稼げる時間:数分~数時間
PC・タブレットなどの調子が悪い場合に使えます。
再起動している間、こちらは何もしなくて良いので、相手にボールを渡すことができます。
ただ当然、ごく短時間しか稼げません。
直ればラッキー、くらいの期待感で言いますが、意外と直ることも多いですね。
多少リテラシのある相手の場合は、
「もう何度も再起動したよ!」と火に油を注ぐこともw
ご注意ください。
多少リテラシのある相手の場合は、
「もう何度も再起動したよ!」と火に油を注ぐこともw
ご注意ください。
2.しばらく様子を見てください
稼げる時間:数分~数時間
直ればラッキーですが、期待感はほとんどありません。
「きっとダメだろうな・・・」とわかっていても言い切ってしまうことが大事ですw
「きっとダメだろうな・・・」とわかっていても言い切ってしまうことが大事ですw
案の定、すぐに電話がかかってきます。
そりゃそうでしょうよ、何も変えてないのでw
わかっていても、電話がかかってくるとテンションが下がってしまうんですよね・・・
そりゃそうでしょうよ、何も変えてないのでw
わかっていても、電話がかかってくるとテンションが下がってしまうんですよね・・・
3.調べてみます
稼げる時間:数時間~数日
言いやすいセリフですね。
言いやすいセリフですね。
でもこちらがボールを持つので、実は結構重い言葉になります。
緊急度により稼げる時間は異なってきます。
当たり前ですが、後で返事をしなければいけません。
課題管理をせず、放置してしまうのが最悪です。
関連記事:
情シス必須ノウハウ!タスク管理方法
すぐに「調べてみます」と言ってしまうことで、相手に安心感を与えることはできます。
”こいつに振ることができた" というのが安心感を与えるのでしょう。
もちろん、明らかにこちらのタスクであると確信できるなら、潔く言うべきです。
ただ、本当にこちらが調べるべき内容なのか、一呼吸置くべきでしょう。
もっと詳細な情報がないと切り分けられない時などは、相手こそもっと調べるべきなのです。
ダメ元で言ってきている場合も往々にしてあります。
こちらは有料でサポートしているわけではないので、相手にも協力する義務があります。障害を早く解決することはお互いのためです。
そういう癖のある人は、自分で自分を追い込む結果になっている気がします。
すぐに「調べてみます」と言ってしまうことで、相手に安心感を与えることはできます。
”こいつに振ることができた" というのが安心感を与えるのでしょう。
もちろん、明らかにこちらのタスクであると確信できるなら、潔く言うべきです。
ただ、本当にこちらが調べるべき内容なのか、一呼吸置くべきでしょう。
もっと詳細な情報がないと切り分けられない時などは、相手こそもっと調べるべきなのです。
ダメ元で言ってきている場合も往々にしてあります。
こちらは有料でサポートしているわけではないので、相手にも協力する義務があります。障害を早く解決することはお互いのためです。
相手の「とにかく安心感を得たい」という無言の圧力に負け、反射的に「調べてみます」という癖はつけないほうが良いのです。
4.問い合わせてみます
稼げる時間:数時間~数日
これもこちらがボールを持つ形にはなりますが、ベンダーに投げられるだけラクです。
緊急度により稼げる時間は異なってきます。
ネットワーク障害とかだと、かなり緊迫してきますね。
こちらも課題管理をする必要があります。
なんと!プロであるベンダーに放置されるリスクがあるのです!
それも高い保守料を毎月払っているにも関わらず!( ゚д゚)ポカーン
関連記事:
5.送ってください
稼げる時間:数日~
PC・タブレットの調子が悪く、かつ相手のITリテラシが低い場合使います。
リモートでごちゃごちゃやるよりは、ストレスが少なくなります。
リテラシの低い相手だと、リモート接続するまでで一苦労ですからね・・・
梱包・発送作業は相手がやりますし、確実に1日は時間が稼げます。
こちらにやる気があるように見える点も良いですねw
ただ、送られてきた機器は必ず見ないといけないので、重い作業の先送りとも言えます。
未来のタスク調整が必要になってきます。
また「送った機器がない期間の代替機を用意しろ」など、余計な作業が増える場合もあります。
当社は代替機の類は全然買ってもらえないので、それを逆手に取り、
「代替機はない。送れないならやりようがない」という展開に持って行くようにしています。
6.行きます
稼げる時間:数日~
これは最強のカードです。
相手からは、こちらのやる気がMAXに見えますw
行くと腹を決めたら、相手に対して強気にも出やすくなります。
譲歩させるならここがチャンスです。
今日の今日行く場合は、他の全てのタスクを先送りにすることになりますが・・・
いろんな意味でリテラシの低い会社の場合、
「いいからとにかく顔を出せ」という昭和的雰囲気が今でも強いんですよね・・・
行くと歓待されたりもするのですが。
ただ社内SE、特にひとり情シスの場合は、簡単に遠隔地に行く決断をするのはどうかなというところです。
遠隔地に行くと道具が足りなかったり、環境がなかったりします。
準備不足で行っても何もできず、犬死にの可能性があるのです。
遠隔地に行った時に限って、他の拠点でトラブルが発生したりもします。そうなると打つ手が限られてしまい、トラブルが長期化してしまいます。
よほど成算がない限り、軽々しくは「行きます」とは言えないのです。
「社内SEは椅子に座ってばかりで腰が重い」的なイヤミを言われることもありますが、こちらは上記のようなことを考えているのですよ。
昭和思想世代には永遠にわからないんだろうな・・・
これは最強のカードです。
相手からは、こちらのやる気がMAXに見えますw
行くと腹を決めたら、相手に対して強気にも出やすくなります。
譲歩させるならここがチャンスです。
今日の今日行く場合は、他の全てのタスクを先送りにすることになりますが・・・
いろんな意味でリテラシの低い会社の場合、
「いいからとにかく顔を出せ」という昭和的雰囲気が今でも強いんですよね・・・
行くと歓待されたりもするのですが。
ただ社内SE、特にひとり情シスの場合は、簡単に遠隔地に行く決断をするのはどうかなというところです。
遠隔地に行くと道具が足りなかったり、環境がなかったりします。
準備不足で行っても何もできず、犬死にの可能性があるのです。
遠隔地に行った時に限って、他の拠点でトラブルが発生したりもします。そうなると打つ手が限られてしまい、トラブルが長期化してしまいます。
よほど成算がない限り、軽々しくは「行きます」とは言えないのです。
「社内SEは椅子に座ってばかりで腰が重い」的なイヤミを言われることもありますが、こちらは上記のようなことを考えているのですよ。
昭和思想世代には永遠にわからないんだろうな・・・
関連記事:
7.検討します
稼げる時間:数日~∞
無理難題ややりたくないことを言われたら言います。
ま、「やらない」に等しいですねw
タスク管理はする場合もありますが、ずっと先送り案件。
敢えて忘れるのも一興ですかね。
敢えて忘れるのも一興ですかね。
「今日できることは明日に延ばすな」なんて言いますが、
最近、先に延ばせる仕事はどんどん先延ばしして良いと思っております。
歳を取れば取るほど、
むしろプライベートの予定こそ先延ばしすべきではないと感じています。
例えば、
・子どもが小さいときに一緒に過ごす時間、後で取り返せるのか・・・
・40歳を過ぎて、遠くに離れて住む両親に会えるのはあと何日なのか・・・
(何かで100日もないと読んだ記憶があるのですが、ソースがわかりません。親の平均余命と、1年に何日親に会っているかを考えると、100日はリアルな気がします)
などを考えれば、残業などしている暇はありません。
社内SEの仕事など、命に関わるものでもなし・・・
(命に関わる仕事をされている方には、本当に頭が下がります)
いい大人が「○○システムが使えないんだけど!」とか余裕なく言ってくると、ホントにシステムに振り回されてるな~と思いますね。
世の中全体で、互いを潰しあう余計な仕事ばかり増えてきていますから、時間稼ぎを積極的にしていかないと身が持たないです。