中小企業情シス稼業

2社連続で中小企業ひとり情シスやっています。 同じ境遇の方のお役に立てればと思います。

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2018年10月

社内SEは意地でも休め

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またお上が中途半端なことを・・・

何故5日?
全部取るようにしなきゃダメでしょ。

罰金も30万円て・・・
1件あたり300万にしないとダメですって。

「仕事に支障の出ない」時っていつか来るのかな?

というわけで、今回も国は本気じゃないとわかりましたw


有休が取りづらいのは主に、
周りに気兼ね
休み明けに仕事が山のように溜まっている
評価に関わる
が気になるからなんですよね。

でも社内SEはそんなこと心配する必要ないですよ。

どうせ仕事は全部そのまま

周りに気兼ねっていうのは、休んでいる間に他の人が自分の仕事をやってくれるからですよね。

ひとり情シスだと、休んでる間の業務は溜まりっぱなしになります。
休み明けに会社に来ても、その間に依頼された仕事は1ミリたりとも進んでいません。
サーバのHDDのエラーランプがつきっぱなし、みたいな冷や汗かくケースも・・・

だから気兼ねなんていらないんですよ。
私はタイミングを見計らって、毎月1度は必ず有休を取ることにしてます。
でもまだまだですね・・・もっと取りたいです。隔週で週休3日にしたいですw


運よく(?)、社内SEが複数人のチームなら、皆で順番に休み取っていけばいいんですよ。
「俺が休んでないんだから、お前も休むな」とお互いに縛り合う必要はないです。同盟を組むべきです。

ただし複数人いても、守備範囲が異なっていて完全に縦割りになっていることもありますね。
「隣は何をする人ぞ」状態。
以前の会社も、インフラ組とCOBOL組wに分かれていたなぁ。COBOL組の人は他の星の人でしたね。
そうなるとひとり情シスと同じですね。

結局、社内SEはどんな組織にいたとしても、休むのに気兼ねはいらないってことです。

どうせ効率化しなきゃいけない

休み明けの仕事が溜まりまくった状態のことを想像すると、休む気が失せる、ということですかね。

休む前に頑張って、休み明けの仕事を軽くしておけばいい話ですよね。前倒しできるものは徹底的にやっておく。
社内SEはスケジュールのコントロールしやすいですしね。


もちろんコントロールできない仕事ってのもあります。
障害とか、依頼してくるやつがダラダラして、後工程のことを考えず突発化させるとか。

それはどうせ予測できないんだから放っておいていいんですw
たまには会社を慌てさせていいんですよ。


社内SEをAIとかと勘違いしているやつがいますからね。空気を吸うように当たり前にあるもんだと思っている。
たまには恩恵を受けていることを意識させないといけません。
そんな気づきなどなく、苦情言うだけでしょうけどね。まあ小さな反抗です。


話は逸れますが、後工程・他者への配慮というのが会社の効率化に絶対必要だと思いますけどね。
これまで情シスとして3社見てきましたが、ベースにそういう社風がないと、いくらITにカネかけてもダメです。

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話戻って、
休み明け会社に出てきたら、たまりまくった仕事は涼しい顔で速攻対応が大事です。
涼しい顔ってのが肝ですね。
悲壮感なんて漂わせても何も良いことはありません。

ダメダメな人はすぐ「ハァー」とかため息ついてますね。
いい大人のくせして。

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仕事のコントロールがまるでできないなら、きっとそもそも効率化ができていないんでしょうね。残業も多いかもしれません。
もうこれは有休云々というより、仕事の効率化に取り組まなければいけない状況ですよね。

効率化は色々工夫すればできます。
その工夫が大事なんですよね。思考停止せず、小技裏技何でも使う。
私は休むためなら、いくらでも頭を絞ります。すごくやる気が出ます。


そうそう、工夫してもいきなり何時間も短縮は出来ないですよ。5分の効率化を積み重ねるんです。
1日5分と侮る無かれ。1ヶ月で100分、1年で1200分。1200分は・・・20時間!
5分の作業だからと思考停止していると、1年のうち1日近く、その作業ばっかりやってることになるんですよ。
そんな作業がいくつもあると・・・怖いですね~

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どうせ評価は変わらない

有休取っても取らなくても、正直評価は変わらないんですよね。
低いままですw

どうせ同じなら有休取ったほうがいいでしょう!


これまで3社情シスを経験してきましたが、どの会社の上司も特に何も言わず休み承認してくれましたよ。
変な圧力まがいのことなんて言わせないですけどね。

まあ所詮上司も、こちらの仕事については他人事なんですよね。
難しいことはようわからん」です。中小企業はそんなもんです。
休んでいる間にメール来てても、何かしておいてくれる気はないと。悲しいですな。


そういや以前、子どもが生まれる時にいつ休み取るかわからないので、
「色々ご迷惑をお掛けしますが、その際はよろしくお願いします」
って部署の皆の前で形だけ頭下げたのですが、誰もウンウンとうなづいてくれなかったです・・・
(どんだけ嫌われてるのかって?www)

それだけ、皆が手が出せないことを社内SEはやっているんですよ。
でも給料は上げない。おかしいですよね。

だからその補填のためにも、きちんと休みを取らなきゃいけないんです。


当社の営業は全然有休取らないらしいです。
人事評価を恐れているようで・・・
昭和だな・・・

どうでもいいけどこちらの足引っ張るのやめてくれ。
皆で休んでくれないと、まるでこちらが悪いことしてるみたいで・・・これも気兼ね?でも休むけどw



そもそも人員が減って、仕事量が減らないなら、残った人にしわ寄せがくるのは当たり前です。
ただ、何故辞めた人の給料が、残った人に山分けされないのかと思いますね。丸々全部とは言わなくても。
山分けがあれば、少しは報われるのに。

今まで会社に勤めてきて、そんなケースは一度も無いですね。
今の会社、1年で社員の1割辞めてます。10年で総とっかえ?w
営業は人員補充もあるけど、スタッフ部門はそのまま。浮いた¥はどこへ行った???

だからせめて有休くらいは取らなきゃ。自分で補填です。


残業もしてもしなくても評価は同じです。
むしろこれからの時代は、残業するほど評価は下がるでしょうね。生活残業なんて論外。



ただでさえストレスの溜まる社内SEの仕事。
積極的に休みを取るのも仕事のうちです。
もちろん自分の健康が大事ですが、継続的に仕事ができないと、結果として会社に迷惑をかけることにもなります。

いい大人が有休取る判断までお上任せじゃ終わってるんですよ。
「取れるか」じゃなくて、「取る」んですよ。
まず意地でも有休をスケジュールを入れてしまうんですよ。
業務への影響を最小限にして、有休を取れる形にするのも正社員の仕事です。

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小さいうちの子どもとは、その時しか過ごせないです。ごく短い間です。
また40歳を過ぎると、遠くに離れて住む両親とは、もう100日会えないかもしれないんですよ。
親の平均余命と、1年に何日親に会っているかを考えると、100日はリアルな気がします。

私はきちんと休んでこういうことに時間を使いたい。
どうでもいい気兼ねなんかで、後悔したくないですね。

社内SEは弱者の戦略でいくしかない

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会社は人数がすべての世界です。多いほうが正義となり、少ないほうは軽視されてしまいます。

中小企業のひとり情シスだと、100人程度の社員を相手にしなければなりません。
1対100は圧倒的不利です。普通なら勝ち目はありません。

かと言って犬死にも悔しいところ。
どう戦うべきか・・・

ランチェスターの法則

社内SEの戦い方の方向性を決める上で、ランチェスターの法則が参考になります。

第2次世界大戦でアメリカはランチェスターの法則を活用し、日本を敗戦に追い込みました。

ランチェスターの法則」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2018年6月5日 (火) 12:06 UTC


ランチェスターの法則によれば、

強者は二次法則を利用し、兵力・物量で圧倒するように戦いを進めるべき

弱者は一次法則を利用し、リソースを一点集中させ、各個撃破を目指すべき

のように、立場によって採るべき戦略が変わってくるということになります。

当然、社内SEは弱者の戦略を採用することになります。
敵は・・・他の社員ということですかねw

ランチェスターについての詳細は以下をどうぞ。

【新版】ランチェスター戦略 「弱者逆転」の法則 [ 福永雅文 ]

まず弱者の認識を持つ

社内SEとしての戦略を考える前に、まず弱者の認識を持つことが大事です。

だが簡単そうに見えて、これが意外と難しいのです。
強者だと自己評価していなくても、強者の戦略を取っていることが往々にしてあります。


1つとして仕事を完成させることができなかった、前社の上司などがその好例です。
社員からの要望をすべて受け、手広くやっているように見えましたが、
ただ単に優先順位を決められない、断ることができない気が弱いやつでした。

ランチェスターの法則から、広範囲に戦力を投入するのは強者の戦略です。
ただでさえリソースが少ない弱者の分際で、それを行えば敗北しかありません。
結局、前社の上司は抱えこんだ仕事を、すべて中途半端な状態で私に押し付け、逃げました。


要は彼にはセンスが無かったのですが、プライドだけは一人前なんですよね。
何かにつけて「まだ手をつけられていない」と言い訳をしていましたが、後で調べると着手した痕跡が残る仕事がたくさんありました。中途半端に手をつけたが、うまくいかないので放り出したのでしょう。
せめて正直に白状すればいいものを・・・
くだらないプライドのせいで、私はイチから苦労するハメになりました。

中途半端なプライドがあると、弱者の戦略を採ることができないのです。

弱者の戦略

自分は弱者だと認識したところで、
もう一度ランチェスターの法則に立ち返ってみます。

ランチェスターの法則を踏まえると、弱者の戦略としては、

・戦い方を工夫する

・戦闘員の能力・武器性能を上げる

で差別化していくしかありません。

では具体的にはどうすべきなのか。

社内SEの弱者戦略1 100点満点を目指さない

100点満点を目指さないとは、戦い方を変えるということです。

戦略のベースとなる考え方は、パレートの法則です。
上位20%の要素が、全体の80%を占めるというやつです。
例えば、売上上位20%の顧客は、全体の売上の80%を占めています。

自分の工数上位20%のタスクは何だろうかと考えてみます。
ルーティン作業だったらツールを作って効率化する手があります。
毎度毎度同じような問い合わせをしつこく受けているなら、マニュアルを作ってそれを配布すると問い合わせは減ってきます。
まずはこういったことを地道に行うしかありません。


ただしそれを行う上で、100点満点を目指す必要はありません
ツールは一気通貫でなく中間ファイルを作るまででもいいし、マニュアルも簡単なもので良いのです。

何故100点満点を目指す必要はないのか。ここでもパレートの法則が登場します。
80点までは一気に達成できますが、その後は非常に効率が悪いのです。

社内SEの仕事が破綻しかかっている状況なら、80点すら目指す必要はないかもしれません。まずは60点くらいの感覚で十分です。
他のウィークポイントが改善でき、余裕が出てきたら、また戻ってきて続きをやれば良いのです。

私は航空レーダーのように、ずっとぐるぐる回っているイメージで仕事をしています。

・360度全方向をまんべんなくチェックし、不意打ちを防ぐ。
・問題を捕捉したら、速やかに撃破。深追いはしない。
・そしてまた全方向のチェックに戻る。

問題の根本解決は、余裕ができ次第やればいいのです。

本当に根本解決できる時が来るのか?と心配されるかもしれませんが大丈夫です。
後述しますが戦闘員の能力・武器性能を上げると、対症療法と原因療法の両方が一気にできるようになってきます。


100点満点を目指さないというのは、時間を大事にするということでもあります。

弱者にとって、時間は最も貴重なリソースとなります。
何故なら強者と戦う上で、平等に与えられているリソースは、時間だけだからです。
時間を無駄にしている時点で、勝ち目はありません。



100点満点主義は要は八方美人ということです。

特に「いい人でなければならない」という思い込みは捨てるべきです。
そもそもひとり情シスは理不尽な立場なのです。綺麗ごとを言って何とかなる状況ではないのです。

社内SEの弱者戦略2 プログラミングの活用

プログラミングの活用は、「戦闘員の能力・武器性能を上げる」ことになります。
プログラミングによる一般社員との生産性の差は、2倍や3倍ではありません。1000倍2000倍の単位となります。

1000倍2000倍などと言うと、大げさに聞こえるかもしれません。
でも考えてみてください。1時間は3600秒です。

一般社員が1時間かけている作業を、プログラミングで1秒にすることは十分可能でしょう。
それ以上の効率化が可能かもしれません。


私はAccessとExcelマクロで凌いでいます。若い頃にやっておいて本当に良かったと思っています。

「Accessなんておもちゃだよね」と転職の面接で言われることもありますが、自分の業務が効率化できている事実があります。
いくらプログラミング言語を知っていても、実際の業務効率化につながっていないのなら、宝の持ち腐れでしょう。

次面接でそんなことを言われたら、「じゃああんたできんの?」と聞いてみるつもりです。
面接途中で帰るかもしれませんw
そんな失礼なことを聞いてくる会社では、きっとまともに評価されないですから、落ちても良いです。

関連記事:

社内SEの弱者戦略3 ネットワーク知識の活用

ネットワーク知識の活用も戦闘員の能力・武器性能を上げる」ことになります。

ネットワークの知識は、地味に効いてくるのです。
最近はパソコン・スマホを個人でも持っているので、”自称”ITに詳しい一般社員が増えました。
社内SEにいろいろアドバイスしてくれる人もいます。「メモリが・・・」「ディスクが・・・」

うるせーってのw



でもネットワークだけは違います。企業のネットワークは一般社員には敷居が高いのです。
家庭で多拠点通信をやっている一般社員は、かなり少ないはずです。
たとえ中小企業であっても、2拠点あればWANが存在することになります。
企業でなければ、実践的なネットワーク運用には関わりづらいのです。

特に障害対応は経験も必要です。
障害が起こると、”自称”ITに詳しい一般社員は途方に暮れるだけです。普段の饒舌はどこへ行ったのやら・・・
こういう時こそこちらのお株を奪って欲しいのですがw

障害対応は、最終的にはベンダーに任せることになることも多いですが、障害の切り分けができるだけで格段に解決が早くなります。
ネットワークは1か0かの状況になることがほとんどです。半分だけつながっているということはありません。障害が起きると何もできなくなります。
早期解決能力は大きな武器となります



私のネットワーク知識は20年前のものがベースですが、今だに何とか凌げています。
ネットワークの基本的なところは20年前と変わっていません。
あの頃基本をしっかり勉強しておいて良かったと思っています。


戦闘員・武器の能力が上がれば、戦闘時間を短くすることができます。短時間で成果が出るようになります。
そうすると余った時間を使って、ますます能力を向上することができます。
自然と戦い方も変わってきます。

その良いスパイラルに入ると負けにくくなるのです。



社内SEで強者などそうそういません。むしろ強者だとうぬぼれるほうが危険でしょう。

ただし弱者の戦略を採るからといって、卑屈になる必要はありません。
弱者の戦略は弱気の戦略ではありません。
むしろ弱者ほど強気に行かないといけない場面が多々あります。

大事な時に強気になれるかどうかがポイントとなるでしょう。
「ダメなものはダメ」と断るときなど、弱気じゃ押し込まれてしまいます。そしてそれが癖になる。
過去の上司など、
ダメダメな人は皆大事なところで弱気でしたよ。

トラブルが解決しない時は早く上がって、歩くのがいい

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トラブルでハマってしまうと、特にひとり情シスだとなかなか抜け出せません。

社内SEには味方が少ないですからね。
冷静な目で見てくれる第三者が必要なんですよ。別の視点が得られるのは大きいのです。

むしろ、見てみぬ振りする上司や他人事の同僚にイラつくことのほうが多い。
余計解決から遠のいてしまう・・・


そういう時はさっさと上がって、歩くのが良いですよ。

私の場合

前社で基幹システムサーバが、ウイルス感染したPCからの攻撃でダウンし、業務ができなくなりました。
再起動しても、すぐにダウンしてしまう状況でした。


基幹システムのベンダーに聞いても「感染した全PCのウイルスを駆除しろ」の一点張りでした。
理屈はそうなんですが、ひとり情シスだとそれはなかなか難しいんですよ、ベンダーさん。

全PCをチェックして、しらみつぶしにウイルス駆除するには時間がかかります。
それにサーバが弱いままだと、再度PCがウイルス感染することにより、またダウンするかもしれない。
だから、まずは何とかサーバがダウンしない状態にしたかったのです。


仕方ないのでこちらでいろいろ調べて、Windows Updateを当てれば解消する見込みが立ちました。
ベンダーに適用しても良いかとお伺いを立てると「動作が保証できないから適用するな」と。
理屈ではそうなんですけどね。でも緊急時はそうも行かないんですよ、ベンダーさん。

ベンダーSEにこれらを求める方が間違っているのかもしれません。社内SEとは人種が違いますから。
普段は「お客様」なんて歯の浮くようなことを言ってきますが、赤の他人です。
高い保守料払ってるんですけどねぇ・・・
ウイルス蔓延時の対処は、典型的なグレーゾーンですからベンダーは必ず社内SEを見殺しにしますね。
ひどいね、ベンダーさん。



当然社内に相談する相手はおらず。
どうすりゃいいのよ・・・

夜遅くまで色々試していたのですが、どうしても解消しません。形だけの上司も形だけの同僚も帰ってしまいました。
23時くらいになり疲れて頭も回らなくなってしまい、その日は諦めて帰ることにしました。

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家に直行するとモヤモヤが充満してしまいそうなので、気分転換として一駅手前で降りて散歩しながら帰ることにしました。
考えながら歩いていると、ふと最近試していたウイルス対策ソフトの最新バージョンの適用を思いつきました。

WindowsUpdateを適用せずに、ウイルス対策ソフトのFirewall機能によって、脆弱性をカバーさせる作戦です。
それまでは、基幹システムサーバも一般のPCと同様、ウイルス対策機能のみをONにし、Firewall機能はOFFにしていたのです。

最新バージョンの適用により、ウイルス対策管理サーバの一括管理の範囲からは外れ、スタンドアロン運用になりますが、サーバなのでそれほど運用に問題はありませんでした。

わずかですが希望が見えたので、その夜は少し安心して眠ることができました


次の日朝にウイルス対策ソフトの最新バージョンを適用してみると、障害は解消し、基幹システムが使えるようになりました。
それから落ち着いてウイルス感染したPCを探し、見つけ次第ウイルス駆除を行い、何とかトラブルを乗り越えることができました。

歩くと案が浮かぶ

一駅手前で降りず、家に直行していたら解決まで更に時間が掛かっていたかもしれません。

不思議ですが歩くことが有効だったのです。

それからはトラブルや悩み事があったときは、一駅手前で降りて歩くことが増えました。


必ずこれで解決だという策が浮かぶことは少ないように感じます。
「明日、これとこれとこれを試してみよう」という解決策"案"が浮かぶのです。
さっきまで会社にいたときは、あれほど煮詰まっていたのに、何故か複数の案が浮かぶことが多いんですよね。

もちろん「絶対にこれで解決だ」という確証はありません。
でも案を持てることが精神的には大きいのです。

トラブル解決の糸口すら見出せず、次の日そのまま会社に行くのは辛いです。悶々として寝られないでしょう。
いくつかの案があれば、むしろ「早く会社に行って試したい」とすら思えるようになるのです。

歩くときのコツ

気分転換だからと、トラブルのことを敢えて考えないようにする必要はありません。
むしろトラブルのことを意識的に考えながら歩くべきです。
人混みだと、人を避けるほうに意識が行ってしまうので、人通りが少ない道のほうが良いです。
(もちろん他の歩行者や自転車、自動車には気をつけて・・・)

ただしトラブルのことについて考えるのは、歩いている間だけです。
もし案が出てこない場合は、スパッと諦めて寝たほうがいいです。
夢の中で良い案が出てくるかもしれないですから。

プログラムを組む方はわかると思いますが、夢の中でずーっと永久ループするようにプログラムを組んでいることがありますよね。あれはあれで辛いのですがw

でも意外と夢の中でのアイデアで、難関を突破することが多いのです。
諦めず、思考停止しないで考え続けることが大事なのかもしれません。




歩くのは¥もかかりませんし、健康にも良いのでオススメです。

Office365でメール送信停止にされた場合の解除方法

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Office365で突如「メールが送れない!」 となる場合があるらしく。


短時間に大量のメールを送るなど、迷惑メールっぽい動きをしていると、送信停止の制限を受けるようです。

Microsoftは、「アカウントがフィッシング、マルウェアによって侵害 (ハッキング) されたために発生します。」と気を遣った表現をしてくれています。


http://bit.ly/2OvcS2t


当社の場合はアカウント侵害などされておらず、お客様への情報提供と称し、短時間に大量のメールを送った模様。
要は、怪しげなメールを送ってるヤツはダメってことですわな~w


送信制限は自動で解除はされず、手動で行う必要があります。

解除手順は以下の通りです。

解除方法その1

「Microsoft 365 admin center 」を開き、
[管理センター]-[セキュリティ]をクリック
図1


[アラート]-[ダッシュボード]をクリック
「その他のアラート」の「制限されたユーザ」をクリック
図2


該当するアカウントの「ブロックの解除」をクリック
図3


これで数時間以内に、再度送信できるようになります。

解除方法その2

他にもやり方があります。効果は同じです。

その1で解除した場合は、こちらをやる必要はありません。


「Microsoft 365 admin center 」を開き、
[管理センター]-[Exchange]をクリック
図4


[保護]-[アクションセンター]をクリック
該当するアカウントの「アカウントのブロックの解除」をクリック
図5

これで数時間以内に、再度送信できるようになります。

Microsoftに聞いてみた

Microsoftのサポートに、

・解除を繰り返すとブラックリスト的なのに載って、アカウントが完全にロックされる?

・以前、別のアカウントで同様のやり方でメール送信していたが、そのときは送ることができた。セキュリティが厳しくなった?

などと聞いてみましたが、

制限の基準については答えられない

とのこと。


そりゃそうだ。抜け道を教えることになりますからね。



今さらですが世の中に、
メルマガなど大量にメールを送る(=送りつけてくる)ケースはゴマンとありますが、どうやってるんですかね。

前社で、社内のPCがウイルス感染して迷惑メールをばら撒いたときは、プロバイダから警告が来ました。だから自社サーバだからいいってもんでもないはずです。

メール配信サービスに¥払えってことでしょうかね。
すいません、こういう単純なことがわかっておりません・・・orz


その前に、もうメールで一斉配信するのは時代遅れな気がしますけどね・・・


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プロフィール
40過ぎて何とか結婚し、2015年末に子どもができた、左利き初老オヤジです。日本史を再勉強中。株、囲碁、鼻炎、眼振少々。中小企業ハッタリテキトー情シス(社内SE)。Access/ExcelVBAしか武器(?)はなし。情試はPM/SM/SA/NW。 ベンダーSEを数年やり、その後情シスに転職しました。 情シスでは中小企業ばかり3社見てきました。現職と前職ではひとり情シスです。 会社では「いないとヤバいが、評価はしない」という扱いです。 ノウハウを伝える相手もいないので、せっかくなので自分なりのコツを公開したいと思います。 同じような環境で苦労されている方のお役に立てればと思います。 「情シスの格を上げる」が目標です。 Twitterをフォローいただくと、ブログ更新時に通知されます。http://twitter.com/suiton_everyday よろしくお願いいたします。
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