
私は30歳くらいで開き直れました。八方美人をやめたのです。
今となっては開き直るのは簡単に思えるのですが、そういう思考にならない人には難しいんですかね。
これからの生き方には開き直りが必要な気がします。
会社もお上も何も守ってくれませんよ。
もちろん常に開き直っているわけではありません。
まともな人が相手の場合は、一生懸命やりますよ。
相手がこちらを侮ったり、蔑んだりする場合に開き直り発動ですw
そういう相手から「困るんだ!今すぐ何とかしろ!」と言われても、深く思い悩む必要はないということです。
こちらを大事に思っていない相手を、大事に扱う必要はないですから。
ただ開き直ると言っても、最初は難しいかもしれません。自己嫌悪に陥ったりして。
でも自己嫌悪になどなる必要はありません。
開き直る時の根拠(?)をいくつか挙げてみたいと思います。
皆で開き直りましょう!
1.権限が無いからしょうがない
「予算がない」も同じですね。
「俺に言うな」ってやつです。
そもそも権限のない情シスに、そんな大ごとを言ってくるほうがおかしいんですよ。
そういうことをやってほしいなら、権限と高い評価をくれとw
権限も与えないのに、大きなことをやらせようとするなど、虫が良すぎるんですよ。
だから権限の無いのを逆手に取って、下っ端気質丸出しで開き直って良いのです。
2.突然だからしょうがない
障害の予兆を察知する努力をしていても、限界はあります。
トラブルはいつも、突然後頭部を殴ってくるように襲ってきます。そんなものに即座に完璧に対応できるわけがありません。
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またこちらを侮ったり蔑んだりするような相手は、こちらへの配慮がありません。
全てが突然なのでトラブルになりがちです。いきなり言われて全部に対応できるわけがない。
お互いに配慮しあっている仲なら、事前に「こういうことがありそうだけど大丈夫か」と確認しています。
いざというときも心と体の準備ができているから、対応できるんですよ。
こちらをバカにするような相手は、他の人にも同様の対応をしているので、常にトラブルに見舞われていますね。学習しないのでいつもバタバタしている。
そういう輩には、働き方改革なんてどだい無理な話なんでしょうね。
3.他の仕事が忙しいからしょうがない
こちらを侮ったり蔑んだりするような相手からの仕事は、優先順位が低いということなんですがw、そのまま本人には言えないので・・・
こちらを尊重してくれる人からの依頼は、着手中の作業をほっぽってでも、最速でやりますよね。
こちらを侮ったり、蔑んだりする輩を優先しても、何の価値もないですから。
むしろそんな輩を優先したせいで、自分を尊重してくれている人からの信頼が落ちるほうが怖いです。
一度落ちた信頼を回復するのには、長い時間がかかりますから。
4.引き継いだシステムがクソだからしょうがない
情シスから逃げるような、情シスに向いていない人が導入したシステムは本当にクソです。
改善の努力は必要ですが、基本的には闇に葬るしかありません。
それより自分が新規で関わるシステムの導入・運用をきちんとやることが大事です。
泥水を注ぎ込むのをやめない限り、水槽の水は綺麗になりませんから。
クソシステムの運用に足を引っ張られて、新しく導入するシステムがクソ化するのが最悪です。
油断するとクソシステムだらけになります。
クソシステムの運用をしていると、思考が侵されてくるので注意が必要です。
「悪貨は良貨を駆逐する」です。
「悪貨は良貨を駆逐する」です。
5.自分は困らない
PCが壊れたときなど、当の本人は必死ですね。
「データが無くなると困る!」なんてね。
でも最後は我々には関係ないんですよね。バックアップを取っていなかったりするのも自業自得だし。
「大の大人が慌ててるよ」くらい距離を置いて良いのです。
そのくらい冷めた目で見れないと、冷静に判断できません。
あまりグダグダしてたら私は「諦めも肝心ですよ」と言ってしまいます。(本当は自分から言って欲しいんですけどね)
もう直らないであろうパソコンにいつまでも拘るより、さっさと諦めて新品のPCを買うなり、フォーマットして再インストールするほうが、圧倒的に時間の節約になるのです。
どうせ大したデータじゃないんだからwww
そんなに大事ならバックアップ取ろうと思うでしょ、って話です。
どうせ大したデータじゃないんだからwww
そんなに大事ならバックアップ取ろうと思うでしょ、って話です。
6.全員には好かれるのは無理
全員に好かれるなんて状況には永遠になりません。
人間関係に100点満点主義を持ち込むのは害悪にしかならないですよ。
こちらを侮ったり、蔑んだりする輩に良く思われる必要はありません。
むしろ他に大事にすべき人がいるでしょう。
7.命までは取られない
これが全てですね。
戦争じゃないので、失敗してもしにません。いい時代です。
前の会社の社長も「命までは取られんよ」と言っていました。
もうおじいちゃんでしたが、それほどのベテランでもこういう風に考えないとやってられないのだなと思いました。
経営者のプレッシャーに比べれば、私たちのプレッシャーの大きさなどたかが知れているでしょう。
何か起こると、この世の終わりかのように騒ぎ立てる輩もいますが、人間としての器が小さいなと、冷めた目でみてやりましょう。
たまには開き直るのもいいんじゃないでしょうか。
情シスはまじめな人が多いので。