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社内SEは先を読む力が大事です。
これをやったら、どういうことが起きるだろうと想像できるかどうか。
特にひとり情シスの場合は死活問題です。

それも正しい方向で想像できなければ意味がありません。
間違った方向で想像しても、無駄な努力となるだけです。


先読みができないと、行き当たりばったりになってしまいます。
障害に阻まれ、手戻りによって自分の首が絞まります。

これまで残念な人をたくさん見てきました。
そして足を引っ張られてきました。
上司・前任者といった残念な人々・・・

先読み力を鍛えるにはどうしたら良いのでしょうか。

着手前に着手後の形をイメージ

先読みでは着手前に、着手後の形をイメージできるかがポイントです。

その点で先読み力をつけるには、囲碁・将棋が良いと思っています。

同じ手を打ったり・指したりしても、その手順で結果が変わるのが囲碁・将棋です。
着手前に相手の手や、石や駒が取られた後の図までイメージすることで、先読み力が鍛えられるのです。


着手してから「あっ」と気づくのは誰でもできます。
残念な人は概してそうですね。
実際に「あっ!」とか声を出す人も多い気がします。残念な人々・・・

IT投資は金額が大きいので「あっ」では済まされないのです。
ユーザから苦情を言われたからといって、脊髄反射するようではダメなんですよ。
泡を食って対処したために、却って被害を広げたりします。

ITはインフラ以外、具体的に目に見えないものなので、イメージする力が重要なのです。

1手先を読むだけで良い

先読みと言っても、そんなに先まで読まなくても良いのです。まずは1手で十分です。

たかが1手と侮る無かれ。
囲碁や将棋のプロは、その1手の差にしのぎを削っているのです。


そもそも仕事では、先の先までは読めないことが多いです。
上司や取引先などの不確定要素が多いからです。

でもできることはあります。

・上司がふと言った一言について調べておく
・打ち合わせで出てきた内容の資料を準備しておく
・気になった新しいツールなどを試しておく
・マニュアルをアップデートしておく
・タスクリストを見直す

こういった簡単なことで大きな差がつきます。
何故なら、残念な人はこういう準備をしないからです。
いつも行き当たりばったりの出たとこ勝負です。その割に暇な時はボーっとしてます。残念な人々・・・
やる気が出ないとき、暇な時でも最低限やっておくことがあるんですよ。

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もちろん実際に手を動かして、トライアンドエラーを行うのも大事だとは思います。
特に昨今は、考えてばかりで動かないほうがリスクかもしれません。

でも、それはある程度先を読んでから行うべきでしょう。
IT投資は金額が大きいので、いちいち全て試すわけにはいかないのです。

特に中小企業の社内SEならなおさらです。
¥を使うだけなら会社に被害が及ぶだけですが、トライアンドエラーで社内SEの工数が増えてしまっては働き方改革など夢のまた夢です。

頭の中で行うトライアンドエラーはいくらやっても良いのです。
考えるだけならタダですから。
多少工数が増えても、本格的に着手しなければ、まだ被害は小さいです。

囲碁や将棋のプロは条件分岐などで、何万通りもの手を読むといいます。
その分岐の多さに比べれば、仕事などほとんどバリエーションはありません。
「条件分岐・場合分けが多すぎで、複雑すぎてとても考えられない」ということはありません。
思いつく限り考えてみればいいんです。


選択肢をいくつか持てるというのが大きいのです。
手段が1つしかないと精神的にも追い詰められます。
二の矢、三の矢を放てるよう準備することが大事なのです。

あまり考えすぎるのもアレですが・・・忖度とか。

自分の着手に責任を持つ

詰め碁も詰め将棋も、実際に石や駒を動かさないで考えるのが基本です。
実際の対局でもそうですね。考えているときに試しに石や駒を動かしている人はプロにも素人にもいないでしょう。

石や駒を動かして、手を離したら元に戻すことはできません。
戻すことを「待った」と言います。「待った」は相手に非常に失礼な行為です。
時代が時代なら問答無用で一刀両断にされたでしょう。

社内SEの仕事も先を読む云々の前に、そもそも自分の着手に責任を持てるか、ということが大きい気がします。

残念な人には無理な相談ですかね。
「待った」をするのは子どもです。大きな体をした子どもが社内SEにはいますね。
逃げ腰だったりして最善を尽くさない。
それだけではなく、ため息をついたり、大きな声を出したりしますね。残念な人々・・・

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ため息をついたら負け

囲碁や将棋では「殺す」「頓死」など物騒な言葉が出てきます。
よく対局で負けて子どもが泣いてしまったりしますが、あれは負けると自分が殺されてしまった感覚になるからだそうです。

そんな子どもも、勝ったり負けたりして精神的に鍛えられていきます。
自分の手に責任を持つのです。
残念な人々はため息をついて後悔ばかりですね。
子どものほうが、残念な人々よりよほど肝が据わっているかもしれませんね。



社内SEは経験がものを言う職種です。
経験が少ないうちは、トライアンドエラーによって工数が取られます。
でも経験を積むことにより、先読み力が磨かれるのです。

先読み力によって、ひとり情シスでもなんとか業務を回しています。
見えないところで、いかに先読みをしていることか・・・

なのに経営者ときたら、
「ひとりで回せるのか。ということは大した仕事じゃないな。他の仕事もやらせらるか」
と言い放ち、正当な報酬なしで、恩恵ばかり享受する。

いい加減にして欲しい。残念な人々・・・