1人目の子どもが生まれた時は、この思い込みに縛られてしまい、何も考えずかんぽ生命の学資保険に入ってしまいました・・・
思考停止しておりました。
思考停止しておりました。
最近、2人目の子どもが生まれたので、同じ轍を踏みたくないと思い、いろいろ調べて選んだのが、都民共済のこども1型です。
かんぽ生命の学資保険とどう比較したのか、保障面と貯蓄面から書いてみたいと思います。
学資保険は、子ども本人の医療保険と親の生命保険という2面性があるのでややこしいんですよね。
保険には疎いのですが、素人なりにいろいろ考えてみました。
同じように苦手意識のある方の参考になればと思います。
保障面の比較と評価
※かんぽ生命の学資保険はカスタマイズ可能です。上表は我が家の場合です。
子ども本人の保障内容は、都民共済のほうが良いです。
が、まあ掛け捨てで保障に特化しているので、内容がいいのは当たり前ですかね。
私が死亡した場合の、生命保険としての側面でも都民共済に分があります。
かんぽ生命だと、私が亡くなると以後の支払が免除になりますが、プラス(?)になる金額は、
2,000,000円ー払込済みの金額
になります。
例えば、11年11ヶ月支払済で亡くなってしまうと、13,380円しか免除されません。受け取る2,000,000円のうち、ほとんどが自分で払ったお金ということになります。
12年~21年の間に亡くなった場合、受け取る金額は、利息以外は全部自分が払った金額になります。
支払免除と聞くと一瞬良さそうに思えますが、冷静に考えるとそうでもないと・・・
12年~21年の間に亡くなった場合、受け取る金額は、利息以外は全部自分が払った金額になります。
支払免除と聞くと一瞬良さそうに思えますが、冷静に考えるとそうでもないと・・・
都民共済は掛け捨てですが、私が病死した場合でも500,000円出ます。18年間の総払込金額は200,000円くらいなので、どこで亡くなっても必ずプラスになります。
まあ早死にしたくはないですが(笑)
貯蓄面の比較と評価
都民共済とかんぽ生命では、支払期間と保険期間が異なるので、条件を長いほうのかんぽ生命(21年)に揃えて比較してみます。

上図の白い部分は保障がないので、その期間他の保険に入ったと仮定して、費用を足さないと、直接比較できないんですよね。

上図の白い部分は保障がないので、その期間他の保険に入ったと仮定して、費用を足さないと、直接比較できないんですよね。
都民共済の月額は1,000円と安いのですが、当然浮いた分は貯蓄・運用しなければいけません。
結局、201,440円
(2,956,880円【かんぽ生命(F)+(G)】ー2,755,440円【都民共済(F)+(G)】)
を
2,162,880円
(3,119,760円【都民共済(G)】ー956,880円【かんぽ生命(G)】)
の運用で回収できるか、というところがポイントなのかなと。
21年間のうち、かんぽ生命も終わりの9年間は運用可能な期間になりますので、
都民共済側は最初の12年間で201,440円を回収しなければなりません。
年平均利回り(%)=(満期時の利息合計 / 元本)/ 預入年数 × 100
の式で計算してみると、
約0.78% =(201,440 / 2,162,880)/ 12 × 100
2,162,880円
(3,119,760円【都民共済(G)】ー956,880円【かんぽ生命(G)】)
の運用で回収できるか、というところがポイントなのかなと。
21年間のうち、かんぽ生命も終わりの9年間は運用可能な期間になりますので、
都民共済側は最初の12年間で201,440円を回収しなければなりません。
年平均利回り(%)=(満期時の利息合計 / 元本)/ 預入年数 × 100
の式で計算してみると、
約0.78% =(201,440 / 2,162,880)/ 12 × 100
となりました。これならなんとかなりそうです。(但し、最初から元本を持っていることが前提なのですが・・・)
あと、かんぽ生命にはリスクがあるんですよね。
あと、かんぽ生命にはリスクがあるんですよね。
・18年間お金が使えない
満期が来るまでお金を使えないんですよね。自分のお金なのに。
もちろん解約はできますが、大損です。
もちろん解約はできますが、大損です。
自分で運用していれば、いつでも自由にお金を引き出せます。
・資金を自分で運用できる期間が短いので、複利効果の面で不利
かんぽ生命は、子どもが12歳になると保険料の払い込みが終わるので、21歳までの9年間それまで払っていた保険料分を自分で運用できるようになります。
ただ都民共済のほうだと、子どもが0歳から21歳までずーっと運用できるんですよね。
1から9年間積み立てるのと、12年の積み立て実績の上に更に9年間というのは違います。
複利効果って大きいですからね。ただ都民共済のほうだと、子どもが0歳から21歳までずーっと運用できるんですよね。
1から9年間積み立てるのと、12年の積み立て実績の上に更に9年間というのは違います。
これなら都民共済を選び、別途運用に挑戦してみたくなります。
では運用をどうしようか・・・
私はウェルスナビで運用することにしました。
入金するだけで勝手に運用してくれます。
子どもが生まれる前の2018年2月から始めていたのですが、2018年末の暴落(下図赤い矢印のところ)からやっと浮上してきました。
それまでは結構いいパフォーマンスでした。(下図濃い青の部分がプラスの部分です)

入金し忘れないように、毎月13,000を積立しています。
子どもが生まれる前の2018年2月から始めていたのですが、2018年末の暴落(下図赤い矢印のところ)からやっと浮上してきました。
それまでは結構いいパフォーマンスでした。(下図濃い青の部分がプラスの部分です)

入金し忘れないように、毎月13,000を積立しています。
分析をする前は、かんぽ生命の惨敗だと思っていました。
しかし、非常に堅実に行きたいなら、かんぽ生命もアリじゃないかという気がしてきました。
都民共済+資産運用は、資産運用の成績次第ですし。
1年だけじゃなく、ずーっと結果を出し続けるのって大変ですからね。
ただロボアドバイザーなどにより、資産運用が手軽になってきたので、やらないリスクも大きくなってきたというところでしょうか。
多少のリスクは取らないと、リターンもないので。
そもそも保険に入る必要あるのか、というところもありますし・・・
このあたりの判断は、各家庭の事情もあるので、正解はないところですかね。
実は当初、都民共済はこども2型(月2,000円)に入っていました。
たかが1,000円くらいと思ってしまいましたが、かんぽ生命に払っている13,380円からすると、7%にも相当します。やりすぎでした。
そこで、こども1型(月1,000円)でいいと判断、都民共済のプランを変更しました。
同時にウェルスナビの積立を+1,000円しました。
思考停止せず、定期的に見直しも必要ですね。そこで、こども1型(月1,000円)でいいと判断、都民共済のプランを変更しました。
同時にウェルスナビの積立を+1,000円しました。
上の子どもの学資保険はこのまま行きます。中途解約すると大損なので。
下の子どもの都民共済+ウェルスナビとどう違いが出るか楽しみにしています。
いずれ途中経過も公開したいと思います。
本当は給料を上げるのが一番資産運用効果が大きいんですよね・・・
今の会社では限界を感じており、転職を考えております。
リスクも大きいのですが・・・
本当は給料を上げるのが一番資産運用効果が大きいんですよね・・・
今の会社では限界を感じており、転職を考えております。
リスクも大きいのですが・・・
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